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競争は悪とする教育がニート助長

アサヒ・コムより(記事

中山文科相、何かと必死なご意見出してくれますねぇ。改革したい気持ちはわかるが、何もかも過去のもの全てをご破算にする言い方はいい加減やめて欲しい。今までの教育方針を全てを白紙にしていこうとすれば、教育指導要領は刷新されるわけで、一番の教育の現場にいる先生が苦労することをわかっちゃいない。というか、根本的に考え方が間違っていると思う。

教育が悪いのではなくて、少子化による子供の過保護の方がよっぽどニートを作っている気がするんだが。昔の青春学園ドラマのように、先生が生徒をぶん殴る(あれは大げさだが)なんてことは、今の現場では学校全体問題になってしまう。どっちにしろ教師の権限に対して縛りが大きい気がする。立場上、教師は生徒よりエラいとなっているが、なんか生徒の方が、教師よりエラい状態な感じもあるんだよなぁ。

仮に”競争する事を重視した”教育したとして、その教育についてこれない(競争することに疲れた)生徒はどうしたらいいのか?キレて教師・同級生を殺傷するんじゃないのか?競争することをやめてひきこもれば良いのか?しかし、それじゃあますます問題は深まる一方で何の解決になっていないんじゃなかろうか?

何故、生徒に競争させるとかいう前に学習する意識・意欲を高めようとする事を考えないのだろうか?生徒に勉強が受験のための暗記ばかりの将来の役に立たないと言われない様な学習をさせようと考える気はないのか?そこを変えていくことをしなければ、日本の教育は相変わらず混迷し続けることだと私は思う。

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2005年03月06日 06:58に投稿されたエントリーのページです。

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