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なぜリセットボタンを押しながら電源を切らないといけなかったのか

たまにっきより(記事

元リンクのところに反論レスも立ってますけど,どっちも理論的には合っていますが,ファミコンの回路の解釈の違いだけの話だと思うが・・・・.

長くなると思うので,詳細は追記に.

電力供給が不安定になるといってますが,正確に言うと電子(電気)回路で,回路に電力を供給,あるいは切断直後は過渡現象といわれるものが起きまして,異常電圧あるいは,異常電流が回路に発生します(古いのビデオデッキのプラグをコンセントに挿したときに,時計表示なんかが一瞬だけ明るくなる現象がまさに過渡現象).CPUはこれを命令と誤認(誤動作)して,セーブデータの一部が書き換え,バッドチェックサム=冒険の書がきえるという事になります.

リセットに関しては反論レスが説明していますが,CPUが暴走っていっているけどリセットはあくまでも,クロック信号をカットするか,電源バスの経路をカットするだけなので,信号か電圧を供給をカットするから,CPUは動作しない=誤作動しないというわけです.

どっちにしろ,リセットを押しながらというのも回路内のコンデンサの電荷が0になってから切らないと意味がないので,数秒後に切る必要があったわけで.そうでないと,コンデンサに電荷によって,また過渡現象が起きる場合もあるんで・・・・.

ファミコンの回路図発見.→http://www.spelunker.jp/famfix2.htm
反論レスのように電源カット説が正しい模様.

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2005年01月28日 23:17に投稿されたエントリーのページです。

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